2015.5.6 鬼の目にもベニドウダン 鬼ヶ岳（ソロ）

保田経ヶ岳から約35ｋｍ。本日の二座目、鬼ヶ岳にやってきました。ヤマレコで大活躍されているtoshi0113さん（先日はコメありがとうございました。）が、「今しかない！」とイチオシしてらしたお花に逢うためです！




14：23　ＪＡ越前たけふ　カントリーエレベータ奥の駐車場より登山開始
時間が遅かったためかいつもは車で一杯の駐車場に停めることができました。
用水路を渡って登山道へと向かいます。




イノシシよけの扉を開けて登ってくる正面の登山道に合流しました。
今年1月の鬼退治以来です。




最初は疑似木の階段で足慣らし。


　
人気のお山ですので、たくさんの方が降りてらっしゃいます。お子さん連れのハイカーさんも多いですね。
気温は23℃　真昼の暑さは影をひそめています。


14：35　小鬼展望台　到着
この先本格的な急登が始まります。



やあ、ひさしぶり！また来たよ・・・・
小鬼くん・・・変わらないねチミ。



14：48　大鬼展望台　到着




大鬼くん・・・
チミも相変わらずだね。すこしは丸くなったらどうだい？




14：54　白鬼展望台　到着
白鬼姐さん・・・
ご機嫌麗しゅうございますか？



・・・・割といいみたいです。
ツクバネウツギ（衝羽根空木）がお出迎えしてくれました。この木は果実がプロペラ上の萼片をつけ、羽根つきの「衝羽根」に似ていることから、この和名がついたそうです。



ちょっとだけ平らな道もサービスしてくれました。



ここからが特にキツイ！




ラスボスの登場です。




15：07　山頂到着（標高532.6ｍ）
山頂ではお二人のハイカーさんが休憩されていました
以前よりさらに整備されて眺望がすんごく良くなってる気がします。



まっさらな鳥居も新設されていました！
鬼ヶ岳山頂、すっかりリニューアルされております。




周回路の樹林コースも、まっさらな標識が案内してくれてます。
とっても解りやすくなりました。常日頃、整備されている方々に感謝です。




ガマズミに見送られながら樹林コースで下山します。




樹林コースは直登コースとはうってかわって、緩やかな細い山道です。




道端にはウスギョウラク（薄黄瓔珞）が咲いています。花名の「瓔珞」とは、古代の貴族が身に着けた装身具のことで、その連想からこの名が付いたそうです。
別名をツリガネツツジ（釣鐘躑躅）ともいいます。確かにツリガネにも似ていますね。




15：29　奥・鬼ヶ岳新道との分岐

　
ここはおとなしくカントリー駐車場方面に向かいます。でも「奥・鬼ヶ岳新道」ってどこに出るんでしょうか？気になります。
またこんど時間の余裕があるときに探索してみましょう。




真新しいリボンもたくさん巻かれていて、樹林コースは初めてですが迷うことはありません。




一旦最低鞍部に下りてから、再び368Mピークに向かって登り返します。
ずっと緩やかだっただけに、ちとシンドイです。




その後、うっそうとしたコナラの森にアカマツが混じり始めると大きく下り始めます。



駐車場を示す大きな標識が現れたら、麓はもうすぐです。




イノシシくんのおっきな沼田場もありつつ、さらに下ると・・・




16：17　カントリー駐車場が見えてきました。　
いつもの直登コースピストンと違って、もの凄く長かった気がします。



駐車場への出口が良く解ってなかったのですが、ネットのフェンスをよく見ると大きなファスナーが付いていました。




ズリズリ開けさせていただいて・・・



無事駐車場側へ出ることができました。




久しぶりの鬼ヶ岳は、やはり厳しい鬼退治となりましたが・・・
鬼の目にも涙ならぬ、ベニドウダン（紅満天星）が溢れていました。



このお花、写真でみると大きくみえますが、写り込んでいるアリさんと比較してもらえると、
その可憐さがお分かりいただけると思います。




うっかりすると見逃してしまうかもしれません。




ゆっくり・・ゆっくり・・・


上を向いて歩こう・・・


涙がこぼれないように・・・






さあ、ツギはどの山にのぼロウか？




ちなみに本日二座目のログです。



沿面距離4.310ｋｍ　累積標高（＋）513.4ｍ　所要時間1時間59分47秒でした。