2015.2.15 雪緩む 春遠からじ 文殊山～橋立山（ソロ）

週の始めから到来した寒波も、だんだんと緩んできた日曜日、文殊山(標高365ｍ）へいってきました。
下の子が、ひとまず私立高校の併願合格することができたので、そのお礼参りをさせてもらいたかったのです。
この日、午前中は雲も厚く、肌寒い雨降りだったものの昼前後からはときおりお日様も顔をのぞかす天気となりました。






朝食は六甲山探検隊＋の泰澄さま、隊長さま直伝のサラダトーストにチャレンジしてみました。一部材料が足りなかったので、ペペロンチーノ用のガーリックソースで代用致しました。たっぷりレタスのさっぱり感とガーリックオイルとチーズの濃厚さが絶妙です。隊長さま！今朝のトーストシリーズ　その4　も心待ちに致しております。




靄に煙る文殊山の麓。



登山口駐車場へ向かう道も幽玄な雰囲気です。




朝方の天気が良くなかったせいか、日曜にもかかわらず、8台くらいしか車は停まっていません。




雨はあがって、気温も高めのようなので薄手のパーカーで登ります。




登山口に向かう林道も雪がだいぶ少ないです。




11：16　登山口分岐





先日の雪の重みでしょうか、しなだれた笹が行く手を邪魔します。




道もザラメ雪とぬかるみでかなり歩きにくいです。




登り口からしばらく続く、雨上がりの竹林が美しいです。




・・・・に反して、足元のカオスっぷりがハンパなくなってきました。
今日は長靴じゃないとキビシイかも。



私ももちろんスパイク長靴です。この冬大活躍してくれてます。




午前中のぼってらした方々が降りてこられています。
ご家族で登ってこられたようですね。お子さんは元気イッパイです。




木々の雫に差してきた陽光が反射してとても美しいです。
真冬とはずいぶん違ってきた山道の様子を楽しみながらゆっくり登っていきます。



石清水手前の坂道も、ごつごつとした岩が雪の下から現れ始めています。




11：40　石清水通過
冬は勢いがいいですね～




この先は雪がちょっと増えてきました。




11：48　七曲り分岐
大村・楞厳寺コースからも数人分の足跡が続いています。







登山道脇の草木もいままでとは違う表情を見せてくれています。






青空がずいぶん広がってきました。




よーしよしよしよし！前方の茂みにはシジュウカラ（四十雀）が、かわいいさえずりとともに姿を見せてくれました。
2～3羽で茂みの中を行ったり来たりしています。






12：03　小文殊　天狗杉到着

　
まずは小文殊でしっかりお礼。




小文殊の先も結構、雪が緩んでいます。




12：08　角原コース合流点
合流点の桜の木に、絵馬のようなものが・・・・



ステキなメッセージが書かれていました。
いままで気づかなかったなぁ




展望台手前の急坂も雪が少ないです。




展望台の文殊菩薩様にもお礼を。このあたりから風がかなり強くなってきました。




12：18　大文殊到着


　
お堂は閉まっていましたが、深く御礼を致します。
気温は4℃を示していますが、風が強くて体感温度はもっと低いです。




たまらず避難小屋（会議室）へ

　
今日もどなたもいらっしゃいません。・・・それでは早速店開きです。




今日は羽根つき餃子を作ってみよう！



うまく羽根が生えてくれるかな？



・・・・またもやフォースを感じることができず、焼きすぎてしまいましたが、羽根らしきものは生えていました。
詳しくは山めしにてって・・・前回、前々回分もまだＵＰできていません！
近々中華シリーズとして・・・ＵＰする・・・かもしれません。

カップラーメンと合わせて、あたふた作っていると、ご夫婦のハイカーさんが小屋に入ってこられました。
「あら、いい匂い」などと言っていただき、いい気になって作っていたらこのザマでした。恥ずかしいったらありゃしません。
お二人も食事を作られて、しばしお話させて頂きました。山登りを始めてから3年ほどとのことで、去年行かれた白馬の雪渓がとっても素晴らしかったと教えて頂きました。う～ん、また行きたいところが増えてしまいました。ありがたいことです。




13：16　奥の院に向かう
お二人に「またどこかで」とごあいさつして山小屋を後にします。




道は、日当たりの良さもあって、より一層ぐちゃぐちゃです。




木の根も剥き出しになってきました。





13：30　奥の院到着

　
ここでもしっかりお参りさせていただきました。




今日はさらに奥を目指します。
去年一発目の大雪となった12月に、初めてのスノーシューで敗退した橋立山を目指さなくては！
昨年、リンクさせて頂いている　あつぷりさんにリベンジして頂いたものの、
わたくし自身は「さっすが　あつぷりさん」などと、日和っているだけだったので
今日はケリをつけねばなりません！
まぁこんだけ雪が少なくなってからですので、ケリもなにもないんですけど・・・・。




この先は、人の足跡より獣の足跡のほうが俄然増えてきました。




よりいっそう日当たりが良くなって、場所によっては全然雪がないところも。




ただ稜線を吹き抜ける風はとても強く冷たいので、天気がよくなってきても油断はできません。




13：49　つばき群生の看板


花が咲くまでには、もう少し時間がかかりそうです。




前回は雪に埋もれていたベンチの脇を通り過ぎます。




13：57　橋立山の鉄塔が見えてきました。
前回引き返したあたりです。




ここから、いったん下り降りて




ふたたび登り返すと・・・・




鉄塔の真下に到着です。ただ、頂上を示すものはなにもありません。
あれ、ここが頂上じゃなかったのかな？スマホＧＰＳで確認します。



やっぱりここらへんのハズだけど？




鉄塔からもうすこしだけ、先に進むと三角点を発見！


　
14：06　三角点タッチ。
山頂らしく、ここも風が吹きつけています。




時間も遅くなってきたので、急いで文殊山に戻りましょう。




途中で、シカやイノシシとは明らかに違う足跡発見！う～んデカいなぁ
まさか、まだお眠りになっているハズのあの方が、陽気に誘われてお目覚めになったとか？



ほかにも、いろんな足跡がいっぱいです。




雪の下から顔を出した、去年の秋の名残りたち。




14：44　奥の院戻り




14：59　大文殊戻り





15：42　登山口戻り




天気が良くなってから登り始めた方が多かったのか、来た時よりも車は増えていました。





ちなみに今日のルートです。橋立山からの戻りが、とにかく疲れました。距離といい高低差といい、
そんなにないハズなのに不思議です。







ちょっと前まで、静寂と沈黙の世界だったのに

今日は、すっかりざわめいて

春はもうそこまで

来ているようです。






さあ、ツギはどの山にのぼロウか？