
生涯において、2回目となるフルマラソン大会。
今回は、ワタクシがアオハル時代を過ごした富山県で行われる
「第40回カーター記念黒部名水マラソン」 に、参戦して参りました。
6:43 臨時駐車場Hエリア 到着 黒部市内の宿泊施設はどこも満室でしたので、お隣の魚津市にあるビジネスホテルに前泊しました。
エントリー時に申し込んだ駐車場は、会場から4~5km離れた魚津寄りのエリアを指定されましたので
位置的にはちょうど良かったです。
駐車場では、大会のスタッフさん達がテキパキと誘導してくださりスムーズに停めることが出来ました。
朝早いにもかかわらず、スタッフの皆さんが皆、さわやかな挨拶や笑顔で
やさしさ溢れる対応をしてくださり、いきなり感動っす!ヽ(´∀`)ノ

駐車場からは、シャトルバスで大会会場へ。
シャトルバスも2~3台で回すのではなく10台近くがスタンバっているため
待つストレスを感じることなく、会場に向かうことができました。
もう、ここまでで、大会のスタッフさんや運営の素晴らしさがビシビシ伝わってきて
2022年全国フルマラソン大会ランキング1位という好評価がダテではないことを実感しました。
7:19 黒部市総合運動公園 到着運動公園内にある、総合体育センター・メインアリーナへ向かいます。

ここで、体調チェックシートを提出したり、荷物を預けたり、お楽しみ抽選の応募をしたり
スタート前の色々な準備をすることができます。
アリーナの天井には、
「おかえりなさい」の大垂幕が。
ワタクシは今回初めての参加で、若干緊張もあったのですが
この垂幕を見たら、なんだか地元に帰ってきたみたいな気がしてリラックスできました。
これも、
運営さんの「やさしさ」なんでしょうね。

荷物を預けて、準備を整えた後は屋外へ。

中央の芝生広場には様々な出店が並び、
富山弁丸出しの掛け声によるラジオ体操が行われていたり

顔ハメならぬ身体ハメの撮影スポットもあったりして、この場所も
スタート前の緊張をほぐす
「やさしさ」に包まれていた・・・・ので・・・・す・・・・・
・・・・・・がっ!?
「教場」の風間公親教官!?(゚д゚|||)・・・と見間違わんばかりの
殺気を放ちまくっているオジサン発見!
ただ・・・そこ・・・・
「教場」ぢゃなく、元気とやまマスコット
「きときと君」のバルーンですけど(笑)

そ、そうなんです。そのお方は・・・・
今日ご一緒して下さる、風間教官・・・ではなく(笑)、ビール好きお仲間の
あつぷりさんでした。
怒涛の筋トレで、Aエリアの陸連登録ランナーや招待ランナーにも引けを取らない仕上がりっぷり!
特に、二の腕、肩、背中周りからウエストにかけての逆三角形が鋭さを増しているような・・・(◎_◎;)

それに対して、ワタクシといえば・・・・・・
4月末の飲み会帰りに作ってしまった
足裏の肉刺や
一週間前のギックリ腰などなど
自業自得のオンパレードで、全く走り込めておらず、不安しかありません。(;´д`)
特にギックリ腰は、寝返りや靴下を履こうとするだけで悶絶するほどの痛みが水曜日まで続きましたが
その後、痛みがずいぶん弱まってきてロキソニン飲んでいれば、我慢できるレベルまで回復しましたので
参加することとしました。

走り込みは出来ませんでしたが、
グリコのパワープロダクションシリーズ
「エクストラ・オキシアップ」は、
大会の2週間前からキッチリ飲み続けてきました。
先月参加した
OBAMA若狭マラソンの前日
大和田のスポーツデポのサプリコーナーで偶然お話をした
加賀温泉郷マラソンでペーサーをするという女性が
超おススメしていた逸品ですのでその効果には・・・・密かに大きな期待を寄せています。
結局すべて、クスリ頼みということで(笑)
(あつぷりさん撮影画像拝借)まっ、そんな状況ですので、あくまで今日の目標は
制限6時間以内の完走ですっ!( ー`дー´)キリッ・・・・い、いや・・・・やっぱ、折り返しまで走ることができれば・・・・・・・・いやいやいや・・・・5kmで十分かな・・・(涙目)
9:00 フルマラソンの部 スタートほぼ最後尾の、Iエリアからのスタートです。

公式によりますと、今大会の総エントリー数は8,708人。
そのうち
フルマラソンには5,303人と発表されていました。
コロナ禍で一般的だったウェーブスタートは廃止され、一斉スタートに変わりましたので
実際のエントリー数以上に多くのランナーさんが走っているように感じます。
9:04 スタートゲート 通過スタートゲートでは、
Qちゃんこと高橋尚子さんを始めとする
大会ゲストの皆さんが、手を振り見送ってくださいました。

スタートからダンゴ状態が続きましたが、50分ほど経過した辺りから徐々にバラけ始めて
だんだんと走りやすくなってきました。
年齢・性別・走るペースも皆バラバラですが、
目の前を走る
オオタニさんや、
セーラームーンっぽい方達とも
同じ大会に参加してるという、妙な一体感を感じます(笑)

10kmを過ぎた辺りで、一回目のスポーツジェル補給。
今日はかなり暑くなりそうですので、ジェルだけでなく全ての給水所に立ち寄るつもりです。

コースにはすでに水が盛大に撒かれており、まるで大雨の後のよう。
少しでも涼しくという地元の皆さんの
「やさしさ」を感じます。

また、沿道には手作りのグッズやプレートで声援を送ってくださるご家族がいっぱいいらして
これまた、富山の方の
「やさしさ」ですよね~

ただ・・・・・
コース自体は、10km過ぎから
「やさしく」なくなってきて(笑)
登り傾斜が、徐々に増してきます。
もうすでに歩き始めた方も。

ワタクシ達は、キロ7分弱のゆっくりペースで、
きっちり給水所全制覇もしていますので、まだまだ元気一杯です。

ほぼ2kmごとに設置されている給水所では、水やスポドリの他に
バナナやプチトマト、梅、お菓子、飴、おにぎり等々
色々なおもてなしを受けることができます。

序盤の難所となる傾斜のキツい跨線橋の辺りでは
Qちゃん、再び降臨っ!ヽ(´∀`)ノ一人一人とハイタッチして、大きな声で励ましてくださってます。
偉大な金メダルのオリンピアンなのに・・・
やさしすぎるぅ~・゚・(つД`)・゚・
Qちゃんの応援のおかげで、我々だけでなく周りの方たちも元気をもらって
心なしかペースが上がったような気がします。
(あつぷりさん撮影画像拝借)ただ、太陽が高くなるにつれて、気温も一気に上がってきました。
23km付近の折り返し地点まで、延々と続く上り傾斜と高気温のW攻撃で
予想以上に疲労が溜まってきています。
また、スマホの電池も無くなってしまい、ここから先はあつぷりさんに撮ってもらった写真ばかりです。
(あつぷりさん撮影画像拝借) 給水所の水やスポンジでは冷却が足りず、
ホースから直接ぶっかけてもらうツギロウさん。
いや、でも、コレが一番効きました(笑)

宇奈月麦酒館・旧宇奈月中学校を過ぎた辺りで、やっと折り返し。
ここまで標高差120mほどを駆け上がってきました。
(あつぷりさん撮影画像拝借)折り返してからは、黒部川に沿って堤防を走るコースとなるのですが・・・・・
ここで、あつぷりさんに、
まさかの脹脛痛発生っ!!!(◎_◎;)どうやら大会直前までの筋トレによる疲労が抜けていなかったようです。
加えて、キロ7分前後という遅すぎるワタクシのペースに合わせてもらったのも原因かもしれません。
だってサブ4ペースのキロ5分45秒前後に比べると、
キロ7分前後の接地時間は長すぎて、地面からの反発も弱まり余計に脹脛に負担がかかるのかも。
このまま一緒にペースダウンして回復を待つことも、全然やぶさかでなかったのですが
あつぷりさんから、
「ちょっと回復しそうにない感じなので先に行って欲しい」とのことでしたので
ワタクシだけで再び走り出しました。
もしワタクシが逆の立場だったら、やっぱりあつぷりさんに先に行って欲しいと思うでしょうし
命の危険が伴うお山でのトラブルならともかく、安全な平地で一緒に付き合ってもらうなんてのは、
逆にツラいですからね~。

その後、
36.5km地点のエイドで携帯の電池がナゼか一瞬だけ復活。
このエイドにはトマト・フルーツの他に
待望の冷やしラーメンや
塩アイスを頂くことができて
携帯だけでなく、ワタクシも一瞬、大復活!(笑)

寄ってたかって柄杓の水をぶっかけられ、復活を試みる方も多数いらっしゃいましたよ。

なんてったって、
気温32℃まで爆上がりですからね~。゚(゚´Д`゚)゚。

結局なんだかんだと、このエイドで10分近く休憩してしまい
関門閉鎖まで30分も切ってしまいましたので、慌てて走り出します。
ついに海岸線に出たぁ~!。゚(゚^∀^゚)σ。゚と感激したのも一瞬、
ただもう、この頃から腰や股関節に痛みが出てきて、足も全然上がんなくなってきましたので
もうツラいのなんのって・・・・(泣)
さらに40kmを過ぎた辺りで、完全に足が売り切れとなったのですが・・・・・
(これはイメージです。ゴール後撮った写真です。)三たび、女神降臨っ!最後の最後に、Qちゃんが応援に駆けつけて下さいました。
またまたまた、やさしすぎるぅ~・゚・(つД`)・゚・ただ、ここからゴールまで女神の口から発せられたお言葉は・・・・・
「そこの!あなたっ!遅れちゃダメですよ~!!!」
「辛いのは当たり前!今頑張らなくて、いつがんばるんですかぁー!!」
「さあさあさあさあ、皆さん、声出していきますよぉ~!!!!」・・・と、まるで
小出監督が乗り移ったようなスパルタっぷり(汗)
結局、周りの皆さんと一緒にゴールを目指して下さった
Qちゃんのペースにはついて行けませんでしたが・・・・(笑)
(これもイメージです。ゴール後に撮った写真です。)14:26 ツギロウ ゴォオオオーーるッ!!!
おつかれさまっしたぁ~ヽ(≧∀≦)ノ
(あつぷりさん撮影画像拝借)14:56 あつぷりさん ゴール!ワタクシはゴールラインであつぷりさんを待っていたのですが
お互いに、全く気づかず(笑)感動の再会とはなりませんでしたとさ。(おいおい)

その後は、各ブースで完走メダルや

記念のお土産を貰ったり

念願の・・・・

かに汁やますの寿しを頂きました。
最初から最後まで、さすが日本一の大会。
素晴らしいカーター記念黒部名水マラソン大会でした。
大会に関わったすべてのスタッフさんとボランティアさん
高橋尚子さんを始めとする大会ゲストの皆さん
沿道で応援してくださった黒部の皆さん、富山の皆さん
そして、何よりご一緒して下さった風間教官・・・・
・・・い、いや、あつぷりさん(笑)
本当にありがとうございました!
小さい頃は 神さまがいて
不思議に夢を かなえてくれた
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ
おとなになっても 奇蹟はおこるよ 松任谷由実 「やさしさに包まれたなら」よりちなみに今日のログです。


自宅に帰ってから・・・・また、動けなくなりました
ロ、ロ、ロキソニンどこだったっけ・・・(笑)
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