2022.1.23 ARSHIMA魂 荒島岳 （ソロ）

　この時期、福井では珍しく週末ごとに割と良いお天気。
　今日も「曇り」ながら、風も弱めで割と安定した予報でしたので
　荒島岳（標高：1,523ｍ）へ行って参りました。






　自宅を6時前に出発して、大野市に入るトンネルを抜けると
　気温は、-8℃？！(◎_◎;)
　雪国育ちで寒さには慣れているつもりですが、市街地でこの気温はナカナカ（汗）
　路面の凍結に注意しながら車を走らせます。





7：15　勝原コース　駐車場到着
　途中、道の駅「越前おおの　荒島の郷」で24時間開放されている
　超快適おトイレで夢のような時間を過ごしていたため、すっかり出遅れてしまいましたが
　すでに20台以上の車が停まっていました。
　やはり人気のお山です。






　7：24　登山開始
　昨日、今日と大勢の方がハイクされているおかげで
　絶賛建設中の中部縦貫自動車道と見間違わんばかりの
　踏み固められた立派なトレースが出来上がっていますので
　ツボ足でスタートです。





ゲレンデ跡の中腹あたりから、傾斜のせいかツボ足ではやや滑るようになってきたので
アイゼン装着。締まった雪にアイゼンの歯が小気味よく刺さるので快適に登って行けます。
ただ、トレースを外すと・・・・・・





腰どころか肩まで埋まりそうなくらい、深い踏み抜き穴が口を開けていたりしますので
油断は禁物です。






8：07　登山口手前広場　到着
毎回ここまでで、ひと山登った気分になりますが
荒島岳は、この先が本当の登山口。





気温は-1.9℃の表示。市街地よりも山の中の方があたたかいのね（笑）
登り始めこそジャケットを羽織っていましたが、カラダを動かしていると暑くなってきましたので
アウターはフリースに変更。





標高が1,000ｍ近くになってくると木々に霧氷が付き始め
ブナ林がめちゃめちゃいい雰囲気！





「エビの尻尾」の名残りも、あちこちに見ることができました。
やはり冬の森ほど美しいところは、そうそうありませんね～





まっ、美しさと同時に・・・・
急登もイッパイなんですけど。
特にシャクナゲ平手前の激登りはいつもヘロヘロになりますわ(;´д｀)






9：24　シャクナゲ平　到着





　
行動食と水分をしっかり補給して、この先の難所に備えます。






おっ、アレは中荒島のピークに向かう人達かな？
ここから、「もちが壁」を超え、あそこまでがメチャメチャきついのよね～(;´д｀)





さっ、それではワタクシも。
いったん鞍部に降りてから、「もちが壁」に向かいます。





雪の量も一気に増えてきました。






ただ傾斜がキツイ以外、トレースは相変わらず踏み固められていますので、
沈み込むようなことも無く、アイゼンだけで全く問題ありません。
昨日朝、激ヤバラッセルでルート開拓された勇者様には本当に感謝です。
トレース泥棒団を代表して(´∀｀*；)ゞ
心より御礼申し上げますっ！





まっ、トレースがあっても、やっぱり荒島はシンドイんですけどね（笑）







標高を上げるごとに現実感は薄れ、どこか別の惑星のような景色に変わっていきます。






10：23　中荒島　到着
ここまで来れば、山頂まではあともうちょっと。





後続の皆さん！もうすぐ山頂が待っていますよ～






さあ、それではウイニング・ロードをゆっくり踏みしめて・・・・・・






10：37　荒島岳山頂（標高：1,523ｍ）　到着






山頂の祠は、雪に覆われて風前の灯火（笑）
もう一回まとまった降雪があったら、完全に埋もれてしまうでしょう。





終始曇り空ではありましたが、稜線に出ても風がほとんど無く
山頂でも皆さんまったり過ごす余裕がありました。






山頂からは、霊峰白山はもちろんのこと






法恩寺山、経ヶ岳、取立山や





年末に敗退した銀杏峰や部子山など、360度の展望を楽しむことができます。






また眼下には、大野の街がジオラマのように広がっていました。






いつまで眺めていても見飽きませんが、ずっと動かずにいると
さすがにカラダが冷えてきました。
フリースの上からジャケットを羽織って、そろそろ下山しましょうか。








帰りは、勝山の街並と石川県境の山々を眺めながら下山していきます。





山頂に居た山スキーの方々、どこにドロップするのかな？と思っていたら
ワタクシ達が歩いてきた稜線のすぐ横の、めちゃめちゃ急な谷に滑り込んでいかれました。
あの角度ですと、滑ってる人は垂直に落ちていく感じぢゃないでしょうか（ﾟдﾟ|||）
いやぁ・・・山スキー・・・・絶対ムリだな（笑）







白山も、そろそろ見納め。






10：56　中荒島　戻り






ちょうどワンちゃんと登ってこられた、たぶん地元のハイカーさんと遭遇。
元気一杯で、とてもお行儀がいいワンちゃんでした。





ただ、よく見ると・・・・ワンちゃんのご主人様・・・・・
GパンにGジャンにショルダーバッグという・・・
完全な、街中お散歩スタイル(◎_◎;)
スゴすぎる・・・・






その後は、慎重に「もちが壁」をクリアして






11：24　シャクナゲ平　戻り





冬山のカップ麵に勝るものナシっ！






あとは再び、白銀に染まる癒しのブナの森を抜けて






修行でしかない、ゲレンデ跡とカドハラ桜坂を下り(;´д｀)







12：55　駐車場　戻り
おつかれさまっしたぁ～ヽ(´∀`)ﾉ






麓の気温は3.9度まで上昇。
山頂やシャクナゲ平で休んでいる時以外は、終始フリースで十分でした。






白銀に染まる、癒しのブナの森。


シュカブラに彩られた、どこか他の惑星のような稜線。


垂直の斜面に飛び込んでいく山スキーヤ-さん。


普段着でご近所散歩をキメてきたワンちゃんと謎のご主人。


冬の荒島、ＡＲＡＳＨＩＭＡ魂！


心から堪能させて頂きましたっ( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ











さあ、ツギはどのお山にのぼロウか？









ちなみに今日のログです。



さっ、はやく帰って、暖かい部屋で
モンハン・ライズの配信イベント、ＵＳＪコラボクエストやろっと（笑）