2021.2.11 翼をください。 銀杏峰（ソロ）

　いま　私の

　願いごとが　叶うならば

　翼を　ください



　　　　　　赤い鳥　「翼をください」　より　







　久しぶりに、休日と良いお天気予報が重なりましたので
　福井の冬山の定番、銀杏峰（げなんぽ：標高1440.7ｍ）に行って参りました。






7：45　いこいの森　除雪最終地点　通過
　すでに、除雪最終地点の周りは路駐の車で一杯。
　ワタクシもこの地点から2～300ｍ手前の、
　除雪で少し広くなった路側スペースに停めさせて頂きました。





　ここから登山口まで林道歩きとなります。
　今年はやはり雪が多いので、道の左右が雪の壁になっています。
　でも、同じく豪雪だった3年前に比べるとちょっと少ないかな。





7：54　名松新道　登山口到着
先行のハイカーさんが二組ほど登山準備をされていました。
皆さんアイゼンやチェーンスパイクを装着しておられましたが、
気温が3℃ほどと、この時期にしては高めで
凍結はしていませんでしたので、ワタクシはそのままツボ足で。




足元は問題ないのですが、久しぶりのお山ということもあり
最初の急登を登り切ったところで
すでに心拍数167ｂｐｍ！

ダ、ダイジョウブカ・・・・オレ・・(;´д｀)






8：42　仁王の松　通過





少し雪の量も増えてきましたが、トレースがしっかり踏まれているので
依然としてツボ足で問題なし。





標高を上げるごとに、気温はぐっと下がってきます。
ただ樹林帯には風が無く、カラダを動かし続けているとけっこう汗ばむくらいなので
シェル系ではなく、フリースを羽織るだけで十分です。





前山の手前で、さらに雪深く、傾斜もキツくなりますが
ステップがしっかり有り、沈み込みも少ないので、
降雪直後ラッセルのようなシンドさは全くありません。






9：31　前山到着
予報通り、お天気はとても良いのですが
前山の時点で、風がやや強めなのが気がかりです。





年末登った荒島岳も、さらに雪が積もり山頂から中腹まで真っ白です。





さあ、稜線がくっきり見えているうちに、山頂を目指しましょう。






この日はいつも以上に山スキーヤーさんが多かったような気がします。
我々ハイカーはほぼ直登ですが、スキーヤ-さんはどうしても
つづら折りにクロスして登らざるを得ません。





青空と雪の白さが堪りませんね～





木々の間から、部子山（へこさん：標高1464.4ｍ）が顔を覗かせています。
このままお天気が良ければ、縦走できる（通称：ヘコれる）かな？
と、淡い期待が芽生えてきたのですが・・・

樹林帯を抜け、
頂上台地に辿り着いた途端・・・・・・







あかーーーんっ！コレッ･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･






お約束？の暴風＆ホワイトアウト・・・(;´д｀)





幸い、足元は見ることができましたので
先行者のトレースを頼りに山頂に向かいます。





ただ、その先行者さん達も、
あまりの風＆ガスガスで、早々に下山してらっしゃったようです。





こんな状況でも、地元の有志ハイカーさんによって建てられた「希望の道標」は
しっかり、その役目を果たしていましたよ。





10：40　銀杏峰　山頂到着（標高：1440.7ｍ）
皆さん、強烈な風を避けて、祠の陰に身を寄せていますね。





その祠も、ドラクエの・・・・
「ひとくいばこ」みたくなっちゃってますし（笑）






「銀杏峰」と書かれているハズの頂上看板も・・・・・
めちゃめちゃイカロスってます！（ﾟдﾟ|||）

当然、部子山方面も・・・・・





コレの・・・・





コレで・・・・・





・・・・・是非もなしっ！( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ
へ、ヘコるなんて、とんでもねぇっすよ。





そうと決まれば、逃げ足は速い（笑）






まだまだ、登ってくる方も沢山いらっしゃいましたが・・・・・





お先に失礼しま～～～すっ！(￣^￣)ゞ





帰りはスノーシューにしようかと思いましたが、そのままイケそうだったのでツボ足で。





家の前の雪かきに使うような大きなガチ・スコップを担いできた人もいて、ビックリ！(◎_◎;)






さらには、超絶斜面からドロップする山スキーヤーさんにも遭遇して、さらにビックリ(◎_◎;)





まっ、ワタクシはゲレンデさえも、まともに滑れませんので
大人しく二本足で降りますけどね(;´д｀)






12：14　下山完了
おつかれさまっしたぁ～ヽ(´∀`)ﾉ






路駐は来た時よりも、更に満杯になっていました。









いいか、イカロス

空の中くらいの高さを飛ぶのだよ。

あまり低く飛ぶと　霧が翼の邪魔をするんだ。

そして、あまり高く飛ぶと・・・・・

太陽の熱で、翼が溶けてしまうからね。
　　


　　　　　ギリシャ神話　「イカロスの翼」　より















さあ、ツギはどのお山にのぼロウか？










ちなみに今日のログです。








でも、高く飛ばないと見れない景色もあるよね（笑）