今年ハマってしまった
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の
第31話「逃げよ信長」で描かれた、
金ケ崎の戦い。 越前と若狭を分かつ国吉城を起点に、敦賀の手筒城と金ケ崎城を攻め落とし
憎き朝倉氏の喉元にまで迫りながら、近江浅井氏の裏切りにより、
織田信長が無念の撤退を余儀なくされたことで
「金ケ崎の退き口」または
「金ケ崎崩れ」とも呼ばれています。
今回は、歴史マスターの
ゲンジさんとともに、
この戦(いくさ)で重要な役割を果たしたとされる・・・
明智光秀に成りきって(笑) 戦いの足跡を辿ってみたいと思います。
7:56 国吉城歴史資料館 駐車場 到着自宅を7時ちょっと前に出発。
ゲンジさんが迎えに来て下さったので、メチャメチャありがたかったです。
北陸自動車道を南下し敦賀ICから国道27号線へ。
敦賀市内を通り過ぎ、美浜町に入り
国吉城トンネルを抜けてまもなく見えてくる標識を左折するとすぐです。

まだ開館前で閉まっておりましたが、近くのお寺(青蓮寺)のトイレをお借りすることができました。
(ゲンジさん撮影画像拝借)もちろん、今日は大事な戦(いくさ)ですので、甲冑も装備して
いざっ!出陣!!!だいぶサイズが大きめなのが気になりますが(笑)
8:30 攻城開始獣除けの柵を開けて頂上の城址を目指します。

かなりの急斜面を登って行きますが、擬似木の階段がつづら折りに整備されていますので
山慣れない方でも時間をかければ大丈夫だと思います。
(ゲンジさん撮影画像拝借)8:42 国吉城址(標高:197.3m) 到着
頂上からは、越前側も若狭側も見渡すことができ、まさに要衝の城だったことが分かります。

若狭国守護大名 武田氏重臣の粟屋勝久が築き、
幾度となく来襲した朝倉氏の軍勢が、6年間かけても攻め落とせなかったそうです。
その
「落ちにくさ」にあやかり、現代では受験生の願掛けの場にもなっているようですね。

また、織田信長が越前攻めの拠点として国吉城に入城・駐軍した際には
長年に渡る勝久の戦いぶりを賞賛し、朝倉戦に向けての軍議もこの地で行われたそうです。
ワタクシ達も地図を広げて、この後の戦いに向けて策を練らねばっ!

白熱した軍議の結果、ここ城山(国吉城址)から御岳山に登り、山頂直下の林道を使って若狭美浜IC近くに降り、
その後は朝倉軍の拠点である、
敦賀の天筒山城と金ケ崎城を
一気呵成に攻め落とし、敦賀に巣食う
朝倉の亡霊を一掃することとしましたっ!
な、名づけて・・・・・・
GHOST OF TSURUGA作戦!( ー`дー´)キリッえっ!? い、いや・・・
巷で超人気の、あのゲーム・・・
「GoT」をパクったわけぢゃありませんよ・・・(汗)
(ゲンジさん撮影画像拝借)そうと決まれば、ここでゆっくりしているヒマはありません。
尾根伝いに御岳山を目指します。
・・・・ただ、地図を見ても御岳山の頂上周辺に・・・
登山道を表す破線が全く記されていなかったのが、ちと気になりますが・・・・

ところどころプラ階段が有るので、送電線の巡視路と重なっているようです。
9:12 405ピーク付近 通過城山から御岳山へのちょうど中間辺り、電波塔が建っていました。
しばし、休憩の後
(ゲンジさん撮影画像拝借)再び、御岳山へ。

電波塔より先、明瞭な道は無いのですが
滋賀県のお山のように下草がほとんど生えておらず、尾根沿いにどこでも歩ける感じです。
森もスカスカでとても明るく、ワタクシが住んでいる嶺北のお山とは全く雰囲気が違います。
ただ、これが増えすぎたシカの食害によるものだとすれば、今後とても心配ですね~

御岳山に近づくにつれ、白い大きな岩が目に付くようになってきました。

う~むっ、嶺南のお山に多い花崗岩とも、ちょっと違うような気が・・・

さらには、こんな山奥に相応しくない車輪?や

ドラム缶?の残骸も・・・・
どれもこれも、かなり年月の経ったものばかり。
こ、これは・・・いったい・・・・
9:36 御岳山 山頂到着(標高:548m)
頂上からは、北東が開けていて、国吉城址以上に敦賀方面を見渡すことができます。
しばしの休憩と水分・行動食を補給して・・・・

さらに奥へと進みましょうか・・・。
(ゲンジさん撮影画像拝借)ただ、この先は今まで以上に明確な道や標識などが一切無く、傾斜も急となるため

GPSと周りの地形を確認しながら慎重に進みます。
まっ、ワタクシは正直、今日は単なるお城巡りのつもりでしたので
GPSどころか、地図さえも持ってきませんっ!(;´д`)
シューズもジョギング用のホカオネオネですし・・・・
ゲ、ゲンジさん・・・頼みますっ!( ー`дー´)キッパリ

道なき斜面のトラバースもしたりしながら

なんとか地図上の林道に繋がると思われる広尾根に出ることができました。

いやぁ~崖と崖の間のトラバースが、なかなかシンドかったです。

広尾根に沿って緩やかに高度を下げていくのですが
再び、謎の人工物が・・・・

これも・・・なにかの部品・・・!?
おいおいっ!ありゃ、何だいったい!?あんなごっつい土台って・・・
砲台でもあったのか???
・・・ってことは・・・・この山ごと戦時中の要塞だったってこと?
極めつきは・・・・・・
ど、ど、洞窟、発見っ!(◎_◎;)こ、これって・・・・ちとヤヴァくないっすか・・・(゚д゚|||)
ゲンジさん・・・・
・・・って・・・・・
入っちゃってるるるるぅ~(。Д゚; 三 ;゚Д゚)た、単なる、お城めぐり・・・
観光チックな山旅のハズが・・・・・
アドベンちゃあ~過ぎる展開にっ!
ま、まさに・・・・・
GHOST OF TSURUGA・・・・((((;゚Д゚)))
正直・・・作戦なんて、どうでも良くなってきましたが・・・・
果たして、我々の運命は・・・!?
その弐に続く・・・・・。
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