2020.5.17 麒麟が、くる。 文殊山(小文殊)~丹波岳~広野山~城山(三峯城跡)周回 その1
- 2020/05/21
- 01:20

わたくしも信じます
いつの日か、必ず戦は終わる。
麒麟が、くると。
大河ドラマ 麒麟がくる 第18話 「越前へ」 牧の言葉より

7:48 文殊山 大村・楞厳寺コース登山口駐車場
福井県の緊急事態宣言が解除されて初めての日曜日。
ビール好きお仲間きっての歴史マスターであるゲンジさんと
里山の古道探索に行ってまいりました。

今日のルートは
①大村・楞厳寺コース登山口をスタートし
②小文殊~③丹波岳~④広野山~⑤城山(三峯城跡)を経て
⑥東大味町に降り、、町中を歩いて①に戻る予定です。
一番高い⑤の城山でも標高400mちょっとという里山周回ではありますが
二人とも③の丹波岳以降は今まで足を踏み入れたことがなく(ワタクシは丹波岳も初めて!)
超メジャーの文殊山に比べると、かなりマイナーなルートで
標識が少なく、踏み跡も薄いところが多いとのことですので
決して油断はできません。
それでも、ルート上にはかつての城址や、幻の集落跡が点在していたり
終着となる東大味町には人気の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公
明智光秀ゆかりの場所もあるという
大変魅力的なコースですので、小雨の降り続く生憎の天気でしたが、テンションMAXでイザ出陣っ!

7:55 山のぼりスタート
山のぼりらしい山のぼりは、3月の吉野ヶ岳(蔵王山)以来、ほぼ2ヶ月ぶり。
ザックの重さが懐かしいっ!

昨日から降り続く雨で、泥ドロになるのは間違いないので本当はスパイク長靴が一番なんでしょうけど
少々ロング(20km弱)なのと、帰りは町中の舗装路歩きになるので
スポルティバのトレランシューズ、LYCAN(ライカン)のゴアテックス仕様をチョイスしました。
雪山での使用も視野に入れ開発された、食いつき感重視で硬めのアウトソールが
今日のようなぬかるんだコンデションにはピッタリ・・・のハズ(笑)

もちろんロングゲイターも忘れずに装着しますよ~
ゲンジさんもロングゲイター+ホカオネオネ+トレッキングポールで万全の構え。

ただし・・・・・
二人とも序盤から全くペースが上がらず・・・・・・
後続のハイカーさんにブチ抜かれますっ!
だ、だ、だってお山、久しぶりなんだもん(;´д`)

8:34 小文殊 到着
大文殊(山頂)には目もくれず(笑)、そのまま大正寺コースへ下ります。

コアジサイが小さな蕾をいっぱいつけていました。

小雨はずっと降り続いていて、樹林帯の中にいるときはあまり気になりませんが
開けた場所に出ると、それなりに濡れますし、眺望もほとんどありません(泣)

その分、久しぶりに見る馴染みの山野草たちは、とってもイキイキしています。
アザミも・・・

ウマノアシガタも・・・

ヘ、へ、蛇イチゴもっ!

8:48 岩題目分岐 到着

ここから目の前の急斜面に取り付き、丹波岳へと向かいます。
以前はこの崖のような斜面を直線的によじ登ったらしいのですが
最近、有志の方々による荷揚げや整備がなされて、つづら折りに登れるようになり
ずいぶんラクになったそうです。
ただただ感謝しかありません!

・・・・とはいえ・・・・・
元々が、かなりの急登なので、けっこうキツイっす!(;´д`)
ねぇ、ゲンジさ・・・・んっ!?

あらっ?

あららららっ!?(゚д゚|||)
ゲンジさんが、突然の絶不調っ???

どうやら、飛沫感染防止につけていたマスクが汗でビショビショになり
空気が十分に取り込めず、気づかぬ間に酸欠状態になっていたようです!
ゲンジさんの場合、人一倍の汗っかきですので濡れ具合が凄まじく
手でマスクを絞ったら・・・・ジャアーと汗が音を立てて流れ落ちるくらいでしたので・・・・
そ、そりゃ・・・
散髪屋さんの蒸しタオルで口と鼻をふさぎながら登ってる
みたいなもんですから、シンドイはずですっ!(汗)

ヤマボウシに見守られながら、水分補給と長めの休息をとります。
正直、今日はこれで引き返しても十分だったのですが・・・・
ここからの急速な復活がゲンジさんのスゴイとこ!
再び丹波岳頂上を目指します。

9:24 丹波岳 山頂到着

この先は、お互い未踏の地となりますので
地図を見ながらルートの確認です。
途中、広野山方面へ向かう分岐らしき場所はありましたが
明確な標識や看板などは設置されていませんでしたので
間違いないか調べ直します。

この尾根なんかも、それっぽいのですが
ちと山頂から近すぎるか・・・・
もう少し戻って・・・・・

9:48 広野山方面分岐 確認
ここで間違いないハズですが・・・・・

だ、だいじょうぶか・・・・ボクタチ・・・・(焦)

まっ、このお山の住人さま達の気配は・・・

いたるところに満ち満ちていて、全然寂しくは無かったですけどね(笑)
![8_large[1] (680x510)bu](https://blog-imgs-137.fc2.com/g/s/x/gsx1300hayabusa/202005192209339d2.jpg)
(ゲンジさん撮影画像拝借)
ついつい左に行っちゃいそうなところですが、ここは右!
どう見ても左の方が踏み跡もしっかりしてるし、ご丁寧に白いリボンまでぶら下がってるんですけどね~

降り続いている雨と下草のせいで、足元は特にべちゃべちゃですが
ゲイターとライカンGTX(ゴアテックス)のおかげで靴の中への浸水は全く無し。
グリップも上々です。

10:10 広野山 到着
さきほどの丹波岳もそうでしたが、真新しい看板がなければ
山頂と気づかずに通り過ぎてしまいそうでした。有志の皆様、ホントにありがとうございます!
事前の下調べで、このまま山頂を通り過ぎて南進し、尾根を大きく回り込めば
ツギの目的地、城山(三峯城跡)へと続く林道に繋がるのは分かっていたのですが
地図を見ていたら先ほどの分岐を左に行けば、もっとショートカットして林道に出れそうだったので・・・・・
![10_large[1] (680x510)bu](https://blog-imgs-137.fc2.com/g/s/x/gsx1300hayabusa/20200521001646ed8.jpg)
(ゲンジさん撮影画像拝借)
調子にのって進んでみましたが・・・・・

別の尾根にそってどんどん下っていってしまったので、あえなく引き返し&登り返しとなってしまいました(泣)

結局、本来のルートを進んで、なんとか林道に合流。
ここからはルーファイとは無縁です。なにも考えずに歩き続けると・・・

「三峯城跡」の看板が現れました。

さらに進むと、かつてこの地に存在していたという幻の三峯村落の案内板が立っていました。
お山の南方と北方を結ぶ要衝の村として1300年近い歴史があったとのことです。

現在は、村落跡地に聳え立つ大銀杏が、その時代の面影をわずかに残すのみとなっています。
ワタクシ達は、往時に思いを馳せながら・・・・・

お昼ごはんと、
ノンアルを(笑)
いやぁ~、やめられまへんなぁ
その2に続く

ちなみに丹波岳から広野山へのログです。

今回はビール好きお仲間のあつぷりさんからタダで頂いたEPSON用の心拍計をつけていたのですが・・・
ワタクシも、岩題目からの急登で
心拍数180bpmを突破していました(;´д`)
き、きおつけなければ・・・
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