2018.4.30 新緑の回廊を抜けて 富士写ヶ岳周回 （ご近所さん1号と）

　リアルタイム性が何よりも重要なお花のレポ・・・・。
　ええ、もちろんそれは分かってるんですよ、ワタクシも。
　
　・・・・・でもね・・・・・ワタクシ・・・・・
　ふ、筆が遅いんですよっ！筆がぁ～～･ﾟ･(つД｀)･ﾟ･
　
　というわけで実際の山行から、かれこれもう2週間ほど経とうとしていますが・・・・
　富士写ヶ岳周回レポの始まり始まりぃ～(;´д｀)





　7：51　富士写ヶ岳　大内登山口側駐車場　到着
　今日の相棒は、久々のご近所さん1号！　　
　「GW後半の遠征に備えて、それなりのとこ登っておきたいんやって！」
　というご要望にお応えしての山行です。





駐車場は大内登山口側も、火燈古道（ひともしこどう）側も、満車のようで既に路駐が始まっています。
この時期の富士写ヶ岳は石楠花（シャクナゲ）が満開となるので、大勢のハイカーさんが押し寄せます。
ただ、1号は・・・全くと言っていいほど・・・・お花に興味が無いので（笑）
あくまでも、今日は遠征に備えての訓練なのです。
それが証拠に、一泊二日の冬の小屋泊装備が入ったザックをがっつり担いできています！
山登りを始めた頃は、せいぜいタオルぐらいしか入っていないスカスカのザックを背負っていたことを考えると・・・・・・
だ、大進歩ぢゃないかっ、チミ！！！！





7：57　「火燈古道」より山のぼり開始






大部分の方が、大内登山口に向かって歩いて行きましたので、人混みを避ける意味で逆回りを狙ったのですが・・・・
あまり変わらなかったようです(;´д｀)





火燈古道は、朝日の差し込む尾根沿いに高度を上げていきます。






気温はすでに18℃
昨日まで行っていた八ヶ岳の朝は1℃でしたので、だいぶ違いますね～





足元には、椿（ツバキ）や





蔓樒（ツルキシミ）が顔を覗かせています。






登り始めてから50分ほど経過したころ・・・・・
1号はTシャツ一丁に・・・・そして・・・・・





ついに、石楠花（シャクナゲ）がっ！
「花木の女王」と呼ばれるに相応しいゴージャスなお姿です。






今年はお花の付きが良いようで、見事な群生っぷりです。





いつの間にか辺りは、緑からピンクの回廊に変わっていました。






そして、ふたたび新緑の回廊へ・・・。




足元には、岩団扇（イワウチワ）





頭上には、田虫葉（タムシバ）が風に揺れています。






9：17　火燈山（標高：803ｍ）　頂上到着





しばし休憩の後・・・・





ツギのピークを目指します。
ここからは稜線歩き。風が結構強く吹き付けるので
再び長袖を羽織ります。





ボチボチ逆方向からのすれ違いも増えてきました。






コレは・・・・シャクナゲと違うよねぇ・・・？
えっ？タシムバっていうの！？・・・・・やっぱりっ！
最近、お花が分かるようになってきたんやって！（ドヤ顔）






・・・・1号よ・・・・。
タムシバとシャクナゲの違いが分かったのかっ！(◎_◎;)

・・・っていうか・・・お花の事を話題にしたこと自体・・・・・・
・・・・大進歩ぢゃないかっ、チミぃ(涙）






再び、ブナの森を抜けると・・・・





9：45　小倉谷山(標高：910.6ｍ）　山頂到着　






山頂では、岐阜蝶（ギフチョウ）が翅を休めていました。
人が近づくとヒラヒラと舞い上がります。






小倉谷山からの稜線も、シャクナゲが満開。







稜線の東側には、白山の姿も浮かび上がっています。






山頂付近の雪は、だいぶ溶けてきているようです。






その後、「ブナの小平」手前で・・・・・
UNさんにお会いしましたっ！
3月の日野山に続いて、2回目です。
実は、麓の駐車場でお声をかけて頂いていて、大内登山口の方に向かっていかれたので
周回なされるのなら、稜線のどこかでお会いできるとは思っていたのですが、
いざ再会できるとやはり嬉しいものです。UNさん、お声かけ頂き、ホントにありがとうございました。
また近々お会いできるような気が（笑）





10：33　「ブナの小平」通過






足元には、菫（スミレ）や





青木（アオキ）の花






猩々袴（ショウジョウバカマ）が咲いていました。






山頂手前に例年より大きな雪渓が残ってましたが・・・今はもう無いかな(;´д｀)






11：07　富士写ヶ岳（標高：942ｍ）　山頂到着
麓の車の数から、予想はしてましたが・・・・山頂はハイカーさんで一杯っ！





あまりの混み具合からか、福井にゆかりのある深田久弥さんの石碑も
単なるテーブル代わりになってしまっていて、チトかわいそう・・・





あまりに人が多いためワタクシ達は、同じく深田久弥さんの「山恋の詩碑」が設置されている前山へ。
おおっ、こんなとこにも残雪がっ！？
やはり今年は雪が多かったんですね～




雪解けの斜面からは稚児百合（チゴユリ）が顔を見せてくれていました。






11：16　前山到着
この冬の大雪で、詩碑が壊れて下に落ちてしまったようです。
山頂の混み具合とは雲泥の差なので、落ち着いてカップラーメンタイムが過ごせそう（笑）





ただ、こちらも徐々に人が増えてきたので・・・・・




山頂に戻りましょう・・・・って・・・・





さっきより激込みっぢゃないっすか！(;´д｀)





逃げるように大内コースにて下山ですっ！





こちらのコース、場所によっては、シャクナゲもまだ青い蕾が多かったり





タムシバも完全に開花していなかったりと、日照の加減か、多少遅めのようです。





そのかわり、足元には錨草（イカリソウ）や





黒文字（クロモジ）の花が咲いていました。
同じ山でも、コースによって植生がずいぶん違ってくるんですね～





林道との合流点が見えてきました。





12：48　富士写ヶ岳大内登山口　通過







12：52　大内登山口側　駐車場戻り

お疲れさまっしたぁ～！


重めの荷物を背負っての富士写ヶ岳周回・・・・・

ちゃんとトレーニングになったかな？

アップダウンや急登もあったし、それなりに効果あったんぢゃないでしょうか。





さあ、GW後半は・・・・・・

南アルプスが待ってるぜっ、1号！！！







ちなみに今日のログです。





GW後半も晴れてちょうだいな！！！