2018.4.28～29 天体観測の夜 赤岳 （あつぷりさんと） その2

　見えないものを見ようとして　望遠鏡を覗き込んだ
　深い闇に飲まれないように　精一杯だった

　知らないものを知ろうとして　望遠鏡を覗き込んだ
　暗闇を照らすような　かすかな光さがしたよ

　さあ　始めようか　天体観測　
　ほうき星を探して

　

　　　　「天体観測」　　ｂｙ　BUNP　OF　CHICKEN







　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

　雲上の復活ライヴ、世間様の顰蹙を買いながらも（笑）
　見事ラストナンバーまで歌い切り、颯爽と舞台を降りるワタクシ達。
　山頂のハイカーさん達から、アンコールと拍手がいつまでも鳴り止みませんでしたな・・・（ウソ）






　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

文三郎尾根に向かうには、いったん山頂より南に下り降ります。
山頂直下の急斜面には残雪がほとんど無く、岩とハシゴのミックスルートとなります。






　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

ただ、ちょっとした日陰やくぼみにカリッカリの氷がこびり付いていることもあり、アイゼンは外さずに降りていきます。
一歩一歩アイゼンの歯を引っ掛けないように集中して歩きますので、精神的に非常に疲れます。






　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

そのため、この辺りでは全然写真を撮る余裕が無く、あつぷり師匠に頼りっぱなし(;´д｀)






西斜面に回り込むと、若干斜度も緩くなり足元の雪も増えてきたので、アイゼンで歩き易くなりました。
逆に、後ろから来ていたパーティーはアイゼンをつけておらず、かなり危ない状況です。
雪を避けて、不安定な岩が多い端っこを歩かざるを得ないので、落石を誘発する可能性も高まります。





まして下には寝てる人もいますからねぇ・・・・・って・・・・
ここで寝るのもどうかと思いますケド（汗）





13：34　文三郎尾根分岐　通過





分岐の先にある阿弥陀岳は、赤岳以上に険しそう(◎_◎;)





文三郎尾根は山頂直下や地蔵尾根に比べると、だいぶ歩き易いです。





　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

ただ、いくぶん斜度が緩いとはいえ、岩と雪と階段のミックスルートであることには変わりなく
急いだり、安易な足運びは厳禁です。






まっ、眼下に行者小屋が見えてきたリしますので、ついつい気持ちが急いじゃいますけど






昼を過ぎて緩んだ雪もバランスを崩しやすいので、慎重に慎重に！






14:11 行者小屋　戻り
小屋が見えてから、意外と長かったっす。






　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

ワタクシは肉体的にも、精神的にも・・・・ヘロヘロ・・・（泣）
・・・こ、こんな調子では、明日硫黄岳から周回するなんて無謀以外のナニモノでもありません（泣）







14：45　赤岳鉱泉　戻り






個室に荷物をぶん投げ、お風呂に直行（笑）





これがまた、最高に雰囲気の良いお風呂で、しかも貸し切りっ！
今シーズンの一番風呂に入れるなんて夢のようです＼(^o^)／





他のお客さんが来る前に記念撮影を！
・・・・・・そして、汗を流してさっぱりしたら・・・・・・






かんぱ～～～いっ！(^∇^)ﾉ






そ、そして・・・・・
ビールがススムにつれて
ど、どちらからともなく・・・・・（やや、こっちからですが）・・・・
明日は・・・止めときま･･･し･･･(ﾟдﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ！

秒殺で、ゆるゆる行脚に決定（笑）






そうと決まれば、もう一本ビールを追加して、明日の朝ゴハンもお願いしてっと・・・・・
晩飯の時間まで・・・・爆睡っ！(;´д｀)
あつぷりさんは、もじもじ君のようなコスチュームで寝てますな（笑）






そして、太陽が沈み始めた頃に・・・・・
ね、念願の・・・・・





ススススススステーキ大魔王、降臨ヽ(´∀`)ﾉ
いや、皆さん・・・・・
このステーキの為だけに、ここへ来るのも大アリっすよ、マジでっ！





混み具合もちょうど良く、GWの八ヶ岳はとってもゆったりできることが分かりました。






そして、お腹も一杯になって
夜の帳が降りて来たら・・・・・・






天体観測の始まりです♪








あつぷりさんに、北極星を見つけて頂いたおかげで
星グルグルが撮れました！
すっかり撮り方を忘れてしまっていたので、直前までカメラの取扱説明書を熟読した甲斐がありました（笑）
ただ、小屋のテラスのテーブルの上にカメラを設置して長時間露光で撮影していたのですが、他のハイカーさん達もひっきりなしに現れ、私達のカメラの真ん前で、たむろったり、夜空に向かってフラッシュを焚いてみたり、他にテーブルは一杯空いているのにわざわざカメラの設置してあるテーブルの上でゴソゴソしだしたりと、気が気ではありませんでした(;´д｀)
やはり長時間露光で星空を撮るときは、人気のない場所にしないとダメですね～
ついついラクな場所に設置してしまったのが、大きな反省材料となりました。






天体観測が終わったら、再び秒殺で爆睡っ！
少々部屋の前が消灯ギリギリまで騒がしかったものの、
耳栓をした途端・・・・・・夢の中にダイヴしておりました。






そして、2日目の朝が明けました。





6：12　ゆっくり朝食を頂く
食事の用意が出来る6：00近くまで、眠りこけてしまいました。
前日寝ていなかったとはいえ・・・・お山でこんなに寝れたのは久しぶり！
気分爽快の朝です。
サラダがシャキシャキで、ホントに美味しい（感激）






　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）
今日は降りるだけなので、ゆっくり支度して・・・・






7：12　下山開始
お世話になりました。
赤岳鉱泉・・・・素晴らしい山小屋でした。また来ます。





テン場のハイカーさん達も、ぼちぼち撤収開始です。






さあ、美濃戸口へ戻りましょう。





朝一は残雪が凍り付いているので、滑らないように慎重に歩きます。
今日登ってこられるハイカーさんとも多数すれ違いました。
昨日同様、良いお天気予報でしたので、素晴らしい眺望を楽しめることでしょう。





ただ、今日は気温の上昇が早いようです。
8時前で、もう8℃まで気温が上がってきています。
下界では、もう夏の暑さかもしれませんね。





来た時と同じ、北沢を下っていきます。






帰りも、心の赴くままに撮影しながらの大人歩きです。






美濃戸山荘に着いたらソフトクリーム食べましょうね（笑）





8：46　美濃戸山荘　到着





「ごま」と「イチゴ＆バニラ」で乾杯！





山荘のおばさんがお茶うけに出して下さった漬物も絶品でした！






赤岳山荘の駐車場もそこそこ一杯。
GW本番は今日からなのかもしれません。





美濃戸口まであと少し。






今回、お花には全然出会えませんでしたが、最後にスミレが見送ってくれました。






9：52　美濃戸口　戻り
駐車料金をお支払いすると、コーヒーサービス券を頂けたので
八ヶ岳山荘にてコーヒーブレイク。





　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

青空と、星空。

ステーキと、シャキシャキサラダ。

そして何よりも・・・・

ビールに恵まれた、素晴らしい山旅でした。

あつぷりさん、ホントにありがとうございました。

LOVE BEER　登山部のスピンオフ・ユニット・・・・



LOVE BEER　写真部　始動です！　







ちなみに1日目のログです。











こちらは2日目





写真が大好きな新入部員・・・・・募集中（笑）