2017.1.28 新年会は雪の上で 医王山周回 （ビール好きの皆さんと）

　2016.6　白山＆薬師岳　Sea to Summit（海から山頂まで）踏破
　2016.9　小松鉄人レース　鉄人の部　参戦
　2017.1　厳冬期白山BCスキー初詣登頂＆滑降

　えっ？　いやいやいやいや！ワタクシぢゃないっす。
　今回の行動計画と新年会をプロデュースして頂いたお仲間、こーえーさんの活動のほんの一部です。
これに加えて、日頃のトレーニングはもちろん、月100ｋｍ前後のランニングもΣ（ﾟдﾟ|||）
　

いやぁ～、いらっしゃるんですよ！
　ワタクシ達のチームには、こんなアスリートなお方がっ！




かと思えば・・・・
最近めっきりアレのキレがなくなり・・・
某〇リナールが手放せない、週一ハイカーもいるわけですよ(;´д｀)


い、いいのですっ！
カオス（混沌）の中にこそリアル（真実）がある。　
のですから・・・・・・・written by tugirou





まっ、ワタクシのアレのキレのことはともかく・・・
今回の新年会の舞台は、金沢の東にそびえる医王山（いおうぜん）です。富山県との県境にまたがり、標高939ｍの奥医王山を最高峰とする白兀山、前医王山などの山塊の総称で、「医王山」という独立したお山があるわけではありません。
金沢市街から2～30分というアクセスの良さにもかかわらず、山中の地形や展望が豊かで、登山コースも数多くあることから人気のお山のようです。




6：00　某ICに集合
福井在住組は、あつぷり隊長・としパパさん・ゲンジさんとワタクシの4人。途中で石川県在住のこーえーさんをピックアップして車1台で現地に向かう予定です。
今回、なっきーさんは演習の都合で不参加となりました。とっても残念ですが、ツギのお楽しみですね。




7：40　見上峠到着
落ち合う際、こーえーさんが、とてつもなくロコで小さな看板を目印に設定したため・・・全く場所が解らず（笑）・・・多少手間取りましたが、無事スタート地点に到着です。
道路脇の除雪された駐車スペースが空いているか心配でしたが、十分余裕がありました。




アウター着用派とインナーのみ派に分かれました。
アスリート官房長官の異名を持つこーえーさんと、華厳の滝汗くんの異名を持つゲンジさんは当然インナーのみ派です（笑）
また、こーえーさんはグリップ部に小さなピッケルのようなものが付いたポールを使っています。
BCスキーヤーならではの装備ですね～




8：00　ハイク開始
最初は緩やかな林道を登っていきます。




こーえー長官は、汗をかかないペースを意識して登って下さったので、久しぶりの山行のワタクシにはとてもありがたかったです。
ただ、後発の団体さまが怒涛のペースで登ってらっしゃったので、道を譲ります。




団体さん・・・・は、はやい・・・




今日この後歩く予定の稜線と、鞍部に夕霧峠の小屋が小さく見えてきました。
あそこまでで、行程のほぼ半分となります。
悪天候では地獄の行軍間違いなしですが、晴れて本当に良かった！




9：01　西尾平到着
先行していった団体さん達が大勢休んでらっしゃいました。
我々はほとんど休まずスルーしたものの・・・




再び団体さんに道を譲ります。
石川の団体ハイカーさん・・・・恐るべしっ！




9：25　しがらくび到着
ここから、林道を外れ本格的に山の中へ。
まずは白兀山を目指します。




雪山への突入を前に、我々にも緊張が走って・・・・・ナイな～（笑）
単調な林道歩きに飽きてきた頃だったので、テンションが上がります。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（こーえーさん撮影画像拝借）

先行のグループはここからスノーシューを装着していましたが
もう少しツボ足で行けそうだったので、そのまま突入！
トレースを外さなければ、それほどガボることは無いものの、傾斜と雪の状態によっては結構滑りやすく
先頭を買って出たものの・・・・・体幹の弱さを露呈するハメに(;´д｀)





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ゲンジさんスクープ画像流出）

ただその後、あつぷり隊長が激しく踏み抜いていたことは・・・・・内緒です（ブブブッ）





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

しがらくびから20分ほど登ってきた辺りで、ガボリや踏み抜きが頻発し始めました。
藪も濃く、歩きにくいことこのうえありません。




堪らずスノーシュー装着っ！
実は今シーズン初のスノーシューなので、一抹の不安がありましたが・・・・




　　　　　　　　　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

スノーシュー歩きやすっ！！！
もっと早く装着してれば良かった・・・・





そして・・・・藪ヤブの先には、絶景が広がっていました。





眼下に広がる、金沢の大パノラマっ！





頭上には樹氷が逆光に煌めいています。






これがあるから、雪山は止めれませんね～♪





白兀山手前のピークに到着。前峰と呼ばれているところでしょうか。
藪が消え、別天地のようです。




ピークの気温は7℃
ワタクシもアウターを脱ぎましたが、風も無く、寒さは全く感じません。





ここから、いったん下って・・・・




再び登り返すと・・・・




10：21　白兀山到着（標高896ｍ）　





小休止のあと、ヤセ尾根を下ります。




谷を挟んだ、この先の周回ルートを確認。




そして、またまた登り返し。
アップダウンが続くので、結構大変ですが・・・・





こーえーさんは、めちゃめちゃ足取りが軽やか！
さすが、アスリート官房長官です。





樹木のまばらな斜面トラバースもあります。





慎重に、かつ素早く通過します。




10：50　蛇尾山到着（標高920ｍ）





小休止の後、昼飯予定地の夕霧峠へ降りていきます。
尾根の左側は富山県。イオックスアローザスキー場のゲレンデが見えてきました。




11：09　夕霧峠到着
西尾平手前の林道から見えたときは普通の小屋かと思ってましたが、近くで見ると大きくて立派な建造物でした。





日当たりと見晴らしの良い場所に、皆で一列に座れる穴を掘って陣地設営中。




その様子をワタクシと隊長は写真におさめます。
け、けっして穴掘りをサボっているわけではありませんよ(´∀｀*；)ゞ




今日はミニ三脚を持参したので、全員でのショットも撮れました。
ただ、セルフタイマーの10秒間で戻ろうとすると、コケて、顔出しが精一杯。
存分におじいちゃんっぷりを発揮してしまいました（笑）





イオックスアローザのゲレンデや富山側の麓に位置する南砺市から、
遠く北アルプスまで見渡せるビューポイントでのカップ麺は最高です。





これから向かう最高峰、奥医王山のピークに人影が見えています。
山頂手前で、いったん右に巻くようですね。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（あつぷりさん撮影画像拝借）

お腹も膨れましたので、奥医王山に向けて出発！




なかなかの登りですが、アミノバイタル赤袋のドーピング効果で、足だけはゾンビのように動きます（笑）




12：27　奥医王山　山頂到着（標高939ｍ）




ここまでで、ピストンされる方が多いのか、この先に明確なトレースはありません。
地図と、GPSに落としてきた周回ルートの軌跡を辿りながら尾根に沿って降り始めます。





こりゃ、後半は去年の部子山周回のときと同じようにルーファイ祭りになるのかな？とビビってましたが・・・




間もなく数日前と思われる足跡を発見。
それを目安に下っていきますが、果たしてそれが我々の周回ルートと重なっている保証はどこにもないので、
ところどころGPSで確認しながら降りていきます。




大きな鉄塔を過ぎたあたりで、尾根を外れ、一気に菱池谷方面へ降りていきます。





お昼を過ぎ、雪が緩んできたのと、標高が下がって水分量の多い雪となり、足やポールのバケットに纏わりつく雪の重みがハンパありません。




14：16　菱池谷到着
ぷはぁ～
ここまで来れば一安心。
あとは除雪のしっかりされた林道を、スタート地点の見上峠まで戻るだけです。




念のため、案内板で駐車スペースまでの道のりを確認。




1.5ｋｍほど林道を緩やかに登っていくようです。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（としパパさん撮影画像拝借）

14：50　　見上峠戻り
朝来た時とは、うってかわり、駐車スペースは満車。路駐の嵐となっていました。





16：28　片山津温泉　ながやま　到着




温泉で今日の汗と疲れをさっぱり洗い流して・・・・





お疲れさまでした～っ！





ビール好きの


ビール好きによる


ビール好きのための


雪の上での新年会。


第二部は、


また明日・・・・・





さあ、ツギはどのお山にのぼロウか？