2014.11.15 火の無いところに靄けむり ホノケ山(ソロ)
- 2014/11/17
- 02:17

福井ではめずらしいカタカナ表記の名前の付いている山。ホノケ山頂(737m)付近からの眺望です。ここ数日間の雨で濡れた斜面から立ち上る靄が、狼煙(のろし)のように見えます。往古、火急の連絡には「狼煙」が使われました。山頂で火を焚き、煙や火柱によって遠方に急を知らせたのです。このホノケ山にも、京の都や府中(越前市)へ急を知らせる烽火台がありました。山に立ち上る「火の気(ひのけ)」が「ホノケ(ほのけ)」に...